2025.05.22
2025年4月以降、オンラインでのクレジットカード決済において、3Dセキュア(本人認証サービス)の導入が義務化されます。これにより、3Dセキュアに未登録のカードを利用した場合、決済がエラーとなる可能性があります。
本記事では、主要なクレジットカード会社ごとの3Dセキュア設定方法を具体的にご紹介します。
3Dセキュアは、オンラインショッピング時にクレジットカードを安全に使用するための本人認証サービスです。カード所有者が事前に設定したパスワードや、SMS・メールによるワンタイムパスワードなどにより本人確認が行われ、第三者による不正利用を防止します。
近年、オンライン決済の増加に伴い不正利用被害も拡大しており、経済産業省の指導により、すべてのECサイトでの3Dセキュア対応が義務付けられました。これにより、本人認証がされていないカードでは決済処理が通らなくなります。
VISAでは「Visa Secure」と呼ばれます。発行会社ごとに設定方法が異なりますが、一般的な手順は以下のとおりです:
Mastercardでは「Mastercard Identity Check」と呼ばれます。登録手順はVisaとほぼ同様です。
例:三井住友カード Mastercard Identity Check設定
JCBでは「J/Secure」と呼ばれます。カード発行会社のWebサービス上から登録が可能です。
アメックスでは本人認証機能がカード発行時に自動で有効化されています。追加設定が不要な場合もありますが、本人確認手段(携帯番号・メールアドレスなど)の登録は必要です。
詳しくは公式ページで確認してください:アメリカン・エキスプレス公式
ダイナースでも本人認証機能は自動対応されていますが、セキュリティ強化のために本人確認手段の設定が推奨されています。
公式ページ:ダイナースクラブ公式
2025年4月からの3Dセキュア義務化により、事前の本人認証設定は必須事項となりました。決済トラブルを防ぐためにも、ぜひ今すぐご自身のカードの登録状況を確認し、必要な手続きを行ってください。
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